2016年09月03日

「検査いろいろA」

みなさん、こんにちは!

今回は、前回に引き続き、治療には欠かせない検査についてご紹介します!

今回は【胃液検査】、【呼気(こき)検査】、【血液検査】のお話しです。

【胃液検査】と【呼気検査】は主にイルカで行われる検査です。
文字通り、胃液、はく息を検査するものですが、どうやって採取するのでしょうか。

胃液はイルカに胃まで届くカテーテルを飲んでもらい、注射筒で採取します。
また呼気は頭のてっぺんにある噴気孔から息をはいてもらって、飛沫を採取します。

これらの検査はトレーナーさんにイルカへサインを出してもらうことで材料が採取できます。
採取した材料を染色して、顕微鏡で見て細胞が異常に多くないか、細菌やカビなどがいないか、チェックします。
胃液.JPG
↑胃液を青い色の染色液で染めて見ています。
真ん中に見える円形のものが胃の細胞です。

【血液検査】は、どの動物でも行います。
動物の体(四肢や首、尻尾や尾びれ、背びれなど)の血管から必要な分だけ血を取って、
血液検査用の機械にかけたり、顕微鏡で観察したりすることで、動物の体内で何が起きているのかを調べます。

血液からはとても多くの情報が得られるので、健康診断ではもちろん、具合が悪くなってしまっている動物には必ず行いたい検査です。

そして、今回の検査でも顕微鏡が大活躍ですね!!
ちなみに、血液を顕微鏡でみるだけでも、動物種の差がわかります!

↓テンジクネズミの血液(赤血球とリンパ球の一種)
テンジク 血液.JPG

↓カンガルーの血液(赤血球とリンパ球と好中球)
カンガルー 血液.JPG

↓ラマの血液(赤血球とリンパ球)
ラマ 血液.JPG
哺乳類でも様々ですよね。鳥類もみてみましょう。

↓カモの血液(赤血球)
鳥類 血液.JPG
哺乳類とどこが違うのか、わかりますか?

動物によって、血液だけでもこんなに違うので、顕微鏡をのぞくたびに、発見があります。
しかし実は、血液検査をする前に、動物から血を取るまでが大変なこともしばしばあります…。
みなさんも、動物園に来られたら、「この動物の血はどこからどうやって取るのかな〜」
なんていうことも考えてみてくださいね!



獣医師 橋本

posted by みさき公園スタッフ at 09:23| 日記

2016年08月26日

覚えたての暑さ対策

まだまだ暑い日が続きそうですね。
私たち人間だけでなく、動物にとってもこの暑さはかなりしんどいものです。
人間が熱中症対策をするように、動物たちもそれぞれ対策しています。

例えば・・・

写真@ヒョウモンカメ.jpg
陰からひたすら動かないヒョウモンガメのハナコ

写真Aリトルホース.jpg
積極的に水をかけてもらいにやってくるリトルホースのナッシュ

そして、今回メインで紹介したいのが、このかわいいかわいい双子のミニブタです。写真Bミニブタ、カピバラ.jpg

真ん中にいるカピバラのネロは池の常連さんです。
実は、ミニブタのプッカ(左)とフラン(右)、池に入ったのはこの夏が初めてなんです!
今までも口だけつけて池で水を飲むことはありましたが、
自ら全身で入るようになるなんて、私たち飼育員もびっくりでした。
相当暑かったのでしょう。
新しい暑さ対策を覚えたプッカとフラン、今では当たり前のように池に入るようになりました。
それにしても、真ん中のネロの表情がなんとも言えませんね(笑)

暑さが吹っ飛ぶくらいのいい感じの3ショットが撮れて大満足です(笑)


動物ふれあい広場担当 橘高





posted by みさき公園スタッフ at 12:50| 日記

「ナイトズーがんばっています」

みさき公園のナイトズーはもうご覧になりましたか??
開催も残り3日となりました。

今年のナイトズーでは特に
ナマケモノのムーちゃんが大人気です。
夜のナマケモノはいったいどんな動きをしているのか!?
是非見にきてくださいね。

なまけもの.jpg

ナマケモノ担当 辻本
posted by みさき公園スタッフ at 10:42| 日記