2020年01月30日

キリンさんのあしの裏

みなさんこんにちは!
お!今日はやっと冬らしく寒いなーと思ったら
また温かくなったりと、気温の差が激しい日々が続いているように思います。
体調管理、気を付けてくださいね!
ちなみに、、、
最近平日が休園で、なかなかお客様とお会いする機会が少ないですが、
スタッフは全員元気です!
休園日が多くて皆様がみさき公園ロスかもしれないので、
もう少し近況報告もしますね(笑)
飼育員は休園日、何をしているのか・・・!
動物たちの飼育はもちろん変わらず毎日ありますが、
それ以外の時間は、開園日にできない作業をしていることも多いです。

最近だと、キリンさんの放養場の柵の補修をよくしています。
みさき公園のキリンさんの放養場は、たくさんの丸太で柵を作っておりますが、
もちろん月日がたつほど、丸太は少しずつもろくなっていきます。
そのままにしていると、キリンさんがけがをしてしまったり、
脱走してしまう可能性など、危険がたくさんあります。
そうなる前に、新しい丸太に交換する作業を飼育員みんなでしております。
ご来園の際、見ていただくと、どこを交換したかすぐにわかるかと思います。
つまり、休園が多い期間は、イベントがない代わりに作業をすることが多いので、
獣舎がいろいろ変化していることが多いかと思います。
ぜひそういったところも楽しみに遊びに来ていただけたらと思います!

そしてやっと本題です。
ある日、キリンさんの放養場で丸太交換をしているとき、
ふと見ると、キリンのセンイチ(オス)君が丸太に足をかけていました。
「お。これはチャンス。」と担当者。
刺激しないようゆっくり近づき・・・

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センイチ君の足にゆっくり触れる担当者

しばらく写真の状態が続いておりましたが、
センイチ君は、少しのぞき込む程度で、それ以上なんの行動も起こそうとしませんでした。
担当者が“チャンス”と言ったのは、もちろんただ触れたかっただけではなく、
こういう時しかあしの裏側の状態まで観察できないからです。
また、こういった、動物さん自らがたまにする行動を、
飼育員がうまく生かしてあげると、
こちらの合図でその行動を引き出せるようにもなります。
そうすると、このキリンさんの例だと、
合図を出せばあしの裏側を近くで見られる、
つまり、定期的にあしの裏側の状態を観察することができるということになります。
動物園のキリンさんは、野生のキリンさんより歩くことがはるかに少ないので、
蹄が伸びすぎてしまったり、変な方向に伸びてしまったりすることがあります。
これは、足にかなりの負担をかけることにつながります。
センイチ君は、1.2トンにもなる立派なキリンさんです。
あの大きな体を支える大切なあしを、できる限り良い状態に保つためには、
近くで観察できることは、非常に意味のある事だと思います。


という、やんわりと、トレーニングのようなお話をさせていただきましたが、
もちろん、野生のように広大な土地を歩けて、
何もしなくても自然に良い状態にキープされることが一番かと思います。
しかし、それは難しいので、できるだけこの子達に負担をかけず、
ケアしてあげられる方法やヒントを
普段ふとした時に見つけられたら“チャンス”なのです。


ということで最後に

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担当者が撮影したセンイチ君のあしの裏側


最後まで読んでくださりありがとうございました!
またみさき公園でお会いしましょう♪


橘高
posted by みさき公園スタッフ at 15:09| 日記