2019年04月24日

袋の秘密

ある日アカカンガルーの飼育をしながら、ふと思いました。
「アカカンガルーの袋ってどれくらいの深さなんやろう。。。」と。
え?皆さんは気になりませんか?

カンガルーといえばお腹に袋があるのが有名ですよね!
この袋は正式名称を「育児嚢」(いくじのう)と言います。育児という言葉通り
こどもを育てるための袋です。
この袋はメスにだけあり、袋とは別の総排泄腔と呼ばれるところから生まれたこどもが
約8ヶ月の間袋の中で成長します。
約6ヶ月経つと、こどもは袋から顔を出して外を気にするようになります。

顔出し.jpg

それから1ヶ月程でこどもは初めて袋から出てきます。
初めて外に出たこどもは何が起きたのか分からず
少しパニックになりながらお母さんの袋にすぐ戻ります。
そうして外に出たり戻ったりを繰り返して1歳になる頃には袋から完全に出て
母親の近くで過ごすようになります。。。


さて、ここで本題に戻りましょう。袋の深さはいったい何センチなのか!?
袋の中を傷付けないようにお手製の定規で実際に測ってみました。

14cm.jpg

約14p!?皆さんの予想よりも、、、
浅いですか?深いですか?
袋で成長していくこどもは14pよりも体が大きくなりますが
袋の中ではうまく体をかがめて入っています。
大きくなるにつれて後ろ足や尾がはみ出してきます。

後ろ足が出ている写真.jpg

顔の下に見えているのは後ろの足です。

実際はこどもの成長に合わせて袋も伸び縮みしますので、
14pという結果はこどもがいない時期の深さになります。

現在のアカカンガルー舎では、こどもたちは成長してしまい袋に入っている子は居ませんが
一昨年生まれたこどもたちの成長した姿、是非見に来てください!

こどものアンナ.jpg現在のアンナ.jpg


後ろ足が出ている写真.jpg

アカカンガルー担当
渡辺
posted by みさき公園スタッフ at 09:24| 日記